野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

il funerale del trattore

イタリアのトレヴィーゾでの滞在も、最終章。イタリアの瓦を贈呈していただき、その代わりに、日本の瓦を打楽器奏者のピエトロさんに贈呈。それぞれの瓦にサインをする。エンリコと、来年3月のイギリス、9月の日本について、打ち合わせ。骨董市に行って後、最後のランチ。そして、エンリコは、ロンドンへ帰る。

上田謙太郎さんの映像で、3日前のトラクターのお葬式の映像ができあがる。90歳のジーノの存在が光る。


エンリコが帰って後、エンリコのお父さんのピエトロがトレヴィーゾの町を案内して下さり、片言のイタリア語で会話を頑張る。買い物をして後、最後の夕食を経て、ピエトロとの最後の即興セッションをして後、ピエトロが参加していたセルヴィアのAlfredo Lacosegliazのアルバムを聴かせてもらう。変拍子ワールドミュージック。その後、作曲家Miloslav Kabelac(1908ー1979)の「8つのインヴェンション」という打楽器6重奏を聴かせていただき(名曲!)、名残惜しく、もっと話をしていたいですが、荷造りをして就寝。明日は、帰国です。