野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

今年も味噌を仕込みました

昨夜も、上田謙太郎さんから、「瓦の音楽」の映像が届いていまして、地元の職人さん達へのインタビューが重みのある内容でした。これは、多くの人に見て欲しい映画ができあがる予感。瓦や音楽などに留まらず、地方が抱える現実や、伝統産業の遭遇している現実や、もちろんアートがぶち当たる問題や、本当に色々なことが見えてくる気がします。楽しみです。

昨年に続き、今年も味噌を仕込みました。昨年仕込んだ味噌はうまくいき、美味しく食べております。それに味をしめて、今年も仕込みました。大豆を煮て、つぶして、麹と塩と混ぜ、こねこねして、丸めて、投げて、瓶にぶちこみました。発酵して冬には出来上がる見込みです。

YouTubeで、Slamet A. Sjukurの動画を見る。つい最近の彼の映像。ピアノを即興で弾いたり、レクチャーしていたり、そして、「GAME-land 5」という曲のピアノが大変美しい。もちろん、Game-landは、ゲーム・ランドだけれども、ガムランGamelan)で、だじゃれだ。79歳、ご冥福をお祈りします。

夜は、ガムラン。子どもガムランでは、「お経」、「うごけとまれ」、「おなら」、「阪神タイガース」の4曲を作りました。子ども達は、本当に自由で楽しそうで、今日は、純粋に音楽だけでなく、劇の要素が入っていました。演じ、演奏。ガムランであり、ゲームランドであり、、、、。

大人ガムランでは、ディディエ・ガラスのフォーカスゲームを参照した即興。ホーメイガムランの即興などをしました。