野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

三重へ

タイのアナンから、驚愕のメッセージが。10月12日の「千住の1010人」に、タイ伝統音楽の名手Ratchavit Musicarunと、北タイの古典舞踊の名手Sarinprapa Bhutrachindaが来ることは、予定通りだったのですが、アナンのグループKORPHAIのメンバーでタイ伝統音楽の名手で作曲家のニック、さらにテレビや舞台の音楽を長年に渡って作ってきたキーボーディスト/アレンジャーのトンが、「千住の1010人」に合わせて東京旅行に来ることを決めた、とのことです。インドネシアからは、メメットのバンドGANGSADEWAのメンバーがやって来ることになりそうだし、1010人のうち、10人以上は海外から(インドネシアとタイから)の参加です。

「ことばのはじまり」三重公演のため、津へ移動。3連休の渋滞をなんとか免れ、三重県立文化会館へ。小ホールで楽器のセッティングが完了後、照明などの仕込み作業を待つ間、三重県立図書館で過ごす。さすが県立図書館。色々な本があって楽しい。例えば、こんな本。

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その後、場当たり、ゲネプロと稽古が続く。京都公演と違って、舞台の下が空洞のため足音がドスン、ドスンと響く。そのため、足音が効果的なところと、足音が邪魔するところがあるので、その辺の音に関しては、色々提案させてもらう。ディディエの方は、京都の劇場よりも空間が広いので、それを考慮して、様々な変更点を出していく。

そして、深夜に、みんなで極楽湯という温泉に行って、疲れをしっかり落としました。明日は本番。

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