野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

京都の人々

連日の稽古の間の休息日。整体に行って、身体のメンテナンス。整体での待ち時間に、読書。Kukrit Pramojの「Four Reigns」というタイ人の小説。200ページほど読んだままだったので、続きを読む。相変わらず急展開なストーリー。結婚して、養子をとって、妊娠して、出産のシーンまで来る。midwifeって何だ?あ、助産婦さんか。出産の場面を読みながら、いしいしんじさんの「ある一日」を読んだことを思い出す。いしいさん、園子さん、ひとひ君はどうしているかなぁ、と思いながら読み進む。

タイでは生後3日で、3-day-old ghost childから4-day-old human childへの儀礼があるようです。面白い。



ある一日

ある一日



帰り道に、Hifi Cafeで休憩しようと立ち寄ると、いしいしんじさん、園子さん、ひとひ君一家と遭遇。いしいさん一家のことを思った途端に、いしいさん一家と出会う。念が届いたか。

小説家の父に本を読み聞かせしてもらっている3歳半の息子の様子を、愛らしく眺めていたはずなのですが、気がつくと、こちらが子どもになっていて、一緒になって本を覗き込んで、お話を聞いておりました。また、いしいさんのお宅にピアノを弾きに行って、蓄音機の音も聞かせていただかなくては!。そして、ファンキーなガレージセール八百屋フランク菜っぱで、買い物+井戸端会議。みんなでルストノさんのテンペづくりを見に行ったり、色々しよう、と盛り上がります。お家に帰り、慌ててお片づけの後、中村未来子ちゃんが遊びにやってきて、楽しく夕食(ツルムラサキカレーと、夏野菜煮浸しソーメン)。そして台湾茶と語らいの時間。今日は、京都の友人と、いっぱい会いました。

砂連尾さんのソロダンス(偶然のワルツ)