野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

音楽で描く

朝からラジオで国会の様子を聞いて、見事なほど質問に答えない答弁に、苦笑する。お灸をしながら、お灸の煙を見つつ、煙にまくというのは、このことやなぁ、と思いました。

インドネシアの作曲家アスモロさんのインタビューの英訳を終えて、ついに、同じくインドネシアの作曲家ウェリー君のインタビューの英訳にとりかかっております。ジョグジャカルタの音楽シーンは、非常に面白いのですが、それをアーカイブする人がなかなかいないので、なかなか外からアクセスすることが難しいです。まずは、入り口として少しでも貢献できればと思って、作っております。

http://asiancomposers.jimdo.com/

今年は、東南アジア(インドネシア、タイ、マレーシア)に出かけては、予想以上の多忙な日々に巻き込まれ、それはそれで楽しかったし、これは仕事なので仕方ないのですが、ホリデーには全くならず。そこで、現在、夫婦でホリデーの計画中。短い休暇ですが、仕事抜きで楽しくホリデーを過ごそうと思っております。

3月1日、2日の世田谷美術館のチラシができあがったようです。詳細は、こちらです。http://www.setagayaartmuseum.or.jp/wnew/index.html#wn00393

2月の伊丹でのチラシ作成中。納谷ちゃんから、チラシの第1イメージ図が送られてきて、続いて、第2イメージが送られてきて、ここから変わっていくらしい。こういうやりとりも共同の作品づくりで楽しい。

「DVカルタ」の歌曲の作曲は、ピアノに向かいながら試行錯誤をしているのですが、まだ難産であります。と同時に、初演の予定が延期されているので、もう少し試行錯誤をしたくなっています。

今週末、7日の夜に、山口和也さんと絵と音楽の即興セッションをします。予習しようと思い、YouTubeでチェック。




ここで描かれている絵と似た絵ができないように、似た展開にならないようにするために、ぼくが音楽を即興でどうやるのか。この即興は、どう演奏するかではなく、ぼくの演奏で、どう絵を描くかなんだなぁ、と思い始めました。