野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ロンドンにて、ガムラン新曲「No Notes VI」

昨日は、地震で目を覚ましました。震度2、淡路島では震度6弱だったそうです。法事で妻の実家へ行って来ました。

畑に行くと、雑草の成長が凄いです。キャベツ、レタス、春菊を収穫。これから東南アジアに行く間は、畑に来られないのが残念です。

本日は、ロンドンのSOAS(=School of African and Oriental Studies, University of London)にて、Gamelan Composers' Forumで、ガムランの新作とディスカッションということで、新作「No Notes VI」が世界初演になりました。作曲家の挨拶と、質疑応答に、スカイプで出演。パソコンの遥か遠くの客席で語られる質問は、聞き取りにくく、十分にディスカッションに参加できることはできませんでしたが、ロンドンの皆さんと、やりとりができて良かったです。演奏していただいたのは、South Bank Gamelan Playersより、Aris Daryono,Robert Campion, Charlotte Pugh、そして、オランダのEnsemble GendhingよりJonas Bisquertでした。ロンドンのガムランの方々に演奏していただき、嬉しいです。

1) Robert Campion "Studies for solo gender barung"
2) Makoto Nomura (Japan) "No Notes VI"
3) Aris Daryono(Indonesia/UK) "Rasa 2"
4) Jonas Bisquert(Spain/Holland) "Su Ilanto(his weeping)"
5) Phillip Corner(US/Italy) "Gamelan Dua Uni(2=1)"