野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

長崎大学附属小学校にて、ヒュー・ナンキヴェルとワークショップ。5年2組との2コマで、ヒューの歌の日本語の歌詞を考えてみる。

火山って何?
教えて下さい。
火山って何?
知ってるかい?

ダイナマイトが埋めてある
勢いよく出るケチャップ
どろどろしたイチゴゼリー
それこそが火山

子どもたちは、なかなかの詩人だった。そして、朝、最初に聞く音について、作詞・作曲。こんな歌ができた。この歌は、個性的なメロディーになった。

「いつもの朝の音」

小鳥の声
トイレの音
ベッドの軋む音
いつもの朝の音

テレビの声
目覚まし時計
お兄ちゃんの寝返り
いつもの朝の音

サムさん(長崎大学准教授)が、親切にも島原まで送ってくれた。雲仙がよく見える。復興アリーナという場所に「ジオパーク国際ユネスコ会議」の事務所がある。そこからボランティアの市会議員の生田さんの送迎で、ボランティアスタッフの宴会場へ。事情が分からないまま、色々な人に紹介されて、その後、温泉に行き、その後、突然、Geo-Genesisという現代美術の展覧会のオーガナイザーの北田さんに紹介される。で、噴火の時の避難所だったらしい宿泊所(島原市新湊集合避難所)に行くと、そこには、ポーランド、ドイツ、スイスなどからのアーティストが多数滞在していた。精華大学の教授で彫刻家の内田晴之さんや、作曲家の藤枝守さんも宿泊。藤枝さんとお会いするのは、15年ぶりかな?総勢30名近いアーティストの合宿所。