野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

マングナン小学校のイベントにて

 そうした気持ちで、今日、二つのコンサートをやりました。マングナン小学校のコンサートは午後5時に始まり、6時半頃には出演するだろうとメールでは言われてましたが、実際には、午後6時頃に始まり、8時頃の出演となりました。相変わらず「ゴムの時間」です。
 子どもたち+あいのてさん+やぶくみこ、による演奏は、予想以上にお客さんが盛り上がってくれました。この曲は、みんなで演奏する場面の間に、子ども+大人のデュオの場面を挿入していく曲です。子どもたちにとって、日本から来た音楽家と自分だけの二人で演奏するというのは、稀有な体験だと思います。ジャワの音楽は、とにかく大人数で演奏することが多く、ソロとかデュオになることは、本当に稀なのです。普段の生活も、いつも大勢の人と一緒で賑やかにして暮らしているのです。だから、ぼくは敢えて、少人数のことをやりたくなります。
 あいのてさんの演奏は、「あいのてエンディングテーマ」→「石テクノ」→「ピンポン・マリンバ」とメドレーで続けた後、ぼくがマングナン小学校に初めて行った時に子どもたちと作った「ダルー先生」の歌を演奏しました。みんな歌ってくれて、ダルー先生も即興で加わってきたり、子どもたちも楽器で加わってくれたりして、このまま終わっても良いくらいでしたが、予定していた「レッツゴー・レジ袋」を演奏して終了。昨年8月以来、久しぶりのあいのてさんライブでしたが、あいのてさんは、運動になります。汗たっぷりでした。
 あと、今回、バティックの赤、青、黄色のシャツを購入して、衣装にしてみたのですが、これが大正解。今後も「夜のあいのてさん」の衣装として定着させたい感じです。

文化会館に行った後の日記は、まだ書けていないので、続きは、明日の日記に書きますね。