昨日の「老人ホーム・REMIX」というコンサートが、大成功で、自分のやりたい作品が実現できたという手応えを持っただけに、今日の「野村誠×北斎」のリハーサルを、自分がどう感じるか、不安をいっぱい感じながら、出かけました。
ワークショップで作った４台の木琴には、荒野真司さんによりペイントが施されており、足が取りつけられていました。Lサイズ木琴を、雲井調子のお箏と共演できるような音階にチューニングしなおす。木琴を削ってチューニングする作業は、随分手慣れてきて、自分の欲しいピッチが作れるようになってきました。
そして、竹澤悦子さん（箏）、尾引浩志さん（イギル）、元永拓さん（尺八）、片岡祐介さん（木琴）で、野村誠の新曲を５時間に渡り、次々と練習しました。
この演奏家の４人が本当に素晴らしいので、五線のスコアに書かれた曲、アドリブのある曲、映像を編集して再構成（＝REMIX）された曲、ルールに従って行う即興的な曲、などなど、本当に全然違うタイプの音楽が、見事に多彩に立ち現れてきて、不安は全部吹っ飛びました。本当に、これらの曲を聴いているのが、楽しくて仕方がないです。
