野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

バンド名は門限ズに

遠田誠さん(ダンサー)、倉品淳子さん(俳優)、吉野さつきさん(ワークショップ・コーディネーター)と4人で始めた新バンドのリハーサル。今日は、シューレ大学というところでやりました。見学可能にする代わり、会場費を無料にしてもらえるということで、10人強の見学者が見ている中、今日もコラボレーションの模索。

倉品さんが、「メール演劇」というのを最近やってみたそうで、それは、携帯メールでその場でやりとりして、それを台本にしてしまう、というものだそうです。そこで、「メールダンス」をやってみることに。10名強の見学者に携帯メールアドレスの個人情報を悪用しないことを約束した上で、吉野、遠田、倉品のアドレスを公開(野村は携帯を使っていません)。そして、簡単な言葉で振付の指示を送ってもらう受信したら、即座にその場でそのダンスを踊る、というもの。

これが、何度も試行錯誤するうちに、色々な可能性が見えてきて、面白かったです。観客参加型ですが、多分、個人情報の管理の問題があるので、1月8日の公演の時には、もう少し別の方法でやることになりそうです。試行錯誤につきあっていただいたシューレ大学の皆さん、本当にありがとうございました。

そして、我々のバンド名について、話し合いました。そして、12時過ぎの終電の時間が迫っているので、帰るまでに決めちゃおうと話し合っていたら、シンデレラじゃないけど、言っているうちに、「門限ズ」という名前が思いつきました。モンゲンズ、MONGENS、門限ズ!門限ズのパフォーマンスは、ひょっとしたら、「門限だし、もう帰らなくっちゃ」と言って、終わってしまうのかもしれません。

ということで、今日は関係者への公開ワークショップのような感じでしたが、いよいよ1月8日には、ヒューとのセッションの様子を、公開します。照明とか通訳とかの専属スタッフを雇って作り込むようなプロパーな催しではなく、我々の試行錯誤の一端を、ちょっと公開する、というようなイベントですし、

ヒュー・ナンキヴェル+門限ズ=?

に、ご興味のある方は、完成された作品じゃなくって何かが生まれてくる現場に立ち合いたいという方、ぜひぜひ、お申し込みください。