小学校の音楽の先生の集まり「ヨイサの会」と、音楽之友社を辞めてフリーになった早川さんと飲みました。幼児体育の先生のキヨミさんも同席。
早川さんが「教育音楽」の編集をしていた時は、「教育音楽」でも創作や音を聴く活動などにフォーカスしたユニークな特集や記事がいっぱいありました。
また、当時は「ゆとり教育」とか「想像性」とかが歌われ、ヨイサの会の人たちも脚光を浴びていたのですが、今は、冬の時代みたいです。「基礎学力低下」とかなんとかで、学校は「基礎力」をつけることばかりに振り子が振れて、「ゆとり」も「想像性」も吹っ飛んでいるみたい。教育って、こんなに単純にふらふらと方針を変えていくのですね。
こういう冬の時代だからこそ、ヨイサの皆さんには、「教育はこうあるべき」というような教育論に回収されずに、ただただ子どもたちとの活動の中で「こんな面白い音が見つかった、こんな発想が出てきた」という中身の話を、発信し続けて欲しい、と思いました。
