「オルガンスープⅡ」、「アートサーカス」、「ズーラシア」の3つの弦楽四重奏曲の世界初演に立ち会いました。
初演の本番というのは、本当に独特の緊張感があります。自分の曲の初演は緊張してしまって冷静には聴けないのですが、15分ほどの曲を3曲続けて、50分近く、その緊張感を味わいながら過ごした特異な一夜でした。頭の中がグチャグチャになるのに、それと同時に各曲の合間の司会進行をすることにしたので、大変でした。はっきり言って、本当は言葉がないのです。音の世界に浸っているので。
「オルガンスープⅡ」も「アートサーカス」も一本しっかり線の通った演奏だったと思います。そして、演奏者の人たちが「ズーラシア」で本当に遊んでくれたので、聴いていても本当に楽しかったです。
コンサートの内容もボリュームが多く、演奏家の方々にはいっぱい負担をかけちゃったかな、と思いましたが、ホールの宗方さんによると、帰り際に松原勝也さん、鈴木理恵子さんが、「楽しかった、全然疲れなかった」、と言っていたとのこと。嬉しかった。
倉品淳子さん、石川泰さんも来てくれて、とても嬉しかった。
まだ、興奮して、うまく言葉になりませんので、詳しくは明日以降の日記に。
早朝まで、牛島安希子さんと語り続けました。気分は最高です。P−ブロッライブ、あいのて収録、弦楽四重奏初演、と4日で3つも興奮するイベントがあったのに、大田智美ちゃんから野村誠作曲「ウマとの音楽」の世界初演(ドイツで)のDVDを受け取り、それまで見て、これまた最高。
ぼく幸せです。作曲って本当に楽しい。