生田萬さん

えずこホールでの住民参加型総合音楽劇でご一緒する演出家の生田萬さんと打ち合わせ。日暮里までわざわざ来ていただいた。駅北口から徒歩２分のところにある蕎麦屋「かわむら」で蕎麦を食べながら打ち合わせ。

蕎麦を食べたら場所を変えようと思っていたけど、話が途切れずに２時間半、結局蕎麦屋さんに居続けた。ぼくが３月のプレ公演でどんな感じでやろうと思っているかとか、中学生や高校生がどんな感じだったかとか、児童合唱団がどうであったかとか、いろいろ説明して、生田さんもぼくのやろうとしていることがイメージできたみたい。演劇の方のプレ公演、１時間半くらいやるつもりだったみたいけど、１時間くらいでいいかな、と思い始めたとのこと。正面を作らずに、円形で観客が四方から取り囲むような舞台にしようかとか、演劇の公演の途中に音楽が乱入するようなありようもあるし・・・。いろいろ可能性が見えてきた感じ。本公演に向けては、音楽の方のアイディアを出発点にした方が面白いかも、と生田さんが言ってくれたので、音楽チームは本公演に向けても、どんどんアイディアを発信していきたい。

ちなみに、同居人の林加奈が、生田さんの作・演出の「夜の子供」のビデオも戯曲も持っていたので、京都に戻って早速見てみた。素敵な作品だったので、この人と一緒に作る来年３月の公演で、「夜の子供」どころじゃない歴史に残るコラボをしたいな、と思いました。

夜の子供―生田万の戯曲集