野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

総括

2000年に2005年までにする4つの計画を(かなり怪しげな表現で誓いとして)立てました。

ダンスオペラ:これは、ホエールトーン・オペラ、桃太郎、エイブルアート・オンステージなどで、一応、実現。
邦楽器の最高傑作をつくる:「52×51」や「せみbongo」、「つみき」など、主に箏の作品をいろいろ書きましたが、最高傑作をつくると宣言したのですから、本当に最高傑作と自分で思えるような作品を作りたい。箏の作品は、もっと自由奔放とした名作が書けると思っているので、次の5年への宿題にしようと思います。
老人ホームの集大成:一応、さくら苑についての本をまとめ、11月に晶文社から出るはずでしたが、11月に晶文社社長が急死したため、晶文社の全作業が停止してしまっているようです。
しょうぎ作曲の普及と発展:これは、かなり実現できた気がします。

2001年〜2005年の5年間がこんな風に終わったので、2006年〜2010年の5年間をどう過ごそうか、ということを、ちょっと考えたりしつつ、年を越します。

ちなみに、野村誠の2005年を振り返ってみると、

オルガン曲「オルガンスープ」を作ったこと
インドネシアでの映像作品づくり
コラボシアター・フェスティバルのディレクターをしたこと
絵を見て曲を作るワークショップをしたこと
ズーラシアで動物とのセッションをして映像を作ったこと

などが印象深かったかなぁ。ほかにも、桃太郎やホエールトーン・オペラ完結したり、書き尽くせないほど、いろんなことがありました。

では、皆さん、良いお年を。
また、来年