野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

岐阜大学芸術フォーラム

岐阜大学芸術フォーラムに久しぶりの参加。片岡祐介+片岡由紀による鍵ハモ2重奏で、鶴見幸代の「ピンクの人」の演奏やアンドリュー・メルヴィンの小品3曲が聴けてかなり面白かった。久しぶりにこの二人と鍵ハモで演奏したくなった。カタカタノムカナでまたライブがしたいなぁ。坂野さん作曲の「体操詩集」も再演したいし、他にも新たに作曲家に委嘱して鍵ハモ四重奏を初演していきたい。
そう言えば、今年の目標に現代音楽を演奏する鍵ハモグループを作るというのがあったのに、そこまで手が回らずに、11月も終わり。これは来年への宿題になってしまうかもしれないなぁ。でも、やりたいものだ。
他に、林加奈の紙芝居上演や、ぼくが徳島県立近代美術館での絵を音楽にした作品の解説などした。
弦楽四重奏のワークショップの子どもの書いた譜面を、片岡さん、由紀さん、坂野さんと音にしてみた。楽譜の解釈の仕方によって、かなり色々面白くなることが、明らかになってきた。とんでもなくいいメロディーを発見したり。これは、すごい曲になりそう。