野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

またまたハイドン研究中

ようやく自宅で過ごせます。

洗濯も掃除もできます。やりました。

例によって、BBCルトスワフスキーの特集番組をネットで聴く。本当にルトスワフスキという作曲家、多彩で魅力的であります。Derwidというペンネームで、ヒットソングを作曲していたことも、知りませんで、最初、この曲も、ルトスワフスキー?と驚きました。ポーランドの現代音楽の巨匠は、ポップスも作曲していたのです。

それから、チャールズ・アイヴズの伝記を、ヘンリー・カウエルとシドニー・カウエルが共著で書いていて、それを読みたくなって購入したのですが、もとは1950年代に書かれた本で、その復刻版の序文にシドニー・カウエルが、アイヴズはユーモア溢れる人で、彼はだじゃれを連発する人だったと、書いているのです。アイヴズのように、普通では共存しないようなものを同時に鳴らす作曲家、無関係を関係づけてしまう作曲家が、だじゃれが好きでも、何の不思議もありません。しかし、だじゃれ音楽を実践する者としては、嬉しい限りです。2月4日は、野村誠千住だじゃれ音楽祭、第2回定期演奏会です。野村誠作曲のヴァイオリンと映像のための「だじゃれは言いません」も5年ぶりに再演。仙台フィルコンサートマスターの神谷未穂さんが演奏して下さります。ワクワク。

2月2日に「ハイドン大學」で講師をするので、今日は、ハイドン交響曲を研究。スコアを読んでおりました。

それと、3月31日ー4月1日にかけて、ながらの座・座で行う企画のタイトルなどを考えたり。

1月12日の「世界のしょうない音楽祭」のレポートが出ています。写真もいっぱいありますよーー。よろしければ、ご覧ください。

https://toyonaka.mypl.net/article/event-repo_toyonaka/8141

あとは、請求書をプリントアウトしようとしたら、プリンターのインクがないことに気づいて、玄関の電球も切れたので、電気屋さんに行ったり。食材も買いに出かけたので、自炊もできました。散らかった家が、少し片付いた。

あとは、「ラジオと地域と図書館と」という本を読み終えました。