野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

エンリコと豊橋

エンリコを連れて、豊橋へ。今日から、遠征つづくよ、どこまでも。愛知大学准教授の吉野さつきさんの企画。ヒグラシ珈琲。エンリコとの「即興音楽ナイト」。予想以上に超満員のお客さんで、演奏するスペースがカウンター席のところまで追いやられ、カウンター席を取り外して場所をつくる。豊橋アートシーン、盛り上がっている。PLATという劇場ができたり、愛知大学で吉野さんが教え始めたりして、活性化。
冒頭での即興演奏が、非常に濃厚な45分になる。エンリコとの一騎打ち。鍵盤ハーモニカも、瓦も、ペットボトルも、お店の柱も、様々なパーカッションも演奏。ドンドン、かたかた、コキンカキン、ピヒャーーーーと音が飛び交う。
ボディパーカッションの参加型の時間で、観客席も和み、休憩後に、「せっしゃエンリコでござる」を、1パートだけ、愛知大学の卒業生が勇敢にも初見でやってみてくれて、トリオ演奏。エンリコのソロは、ボディパーカッションの演劇性のある曲。野村の鍵ハモイントロダクションもやって笑いもいっぱいあった後、最後に、再び、エンリコとのデュオ即興。
終演後、打ち上げ。豊橋の方々と語り合い、エンリコと語り合い、濃い時間でした。今年度は、まだまだ豊橋に来る予定。