野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

世界の庄内音楽ワークショップ1

野村誠×日本センチュリー交響楽団「世界の庄内音楽ワークショップ」@大阪音大の第1回目でした。主催:豊中市、共催*日本センチュリー交響楽団、協力:しょうないREK、大阪音楽大学。中国音楽がご専門の民族音楽学者で大阪音大教授の井口淳子先生のご尽力のおかげで、大阪音大の邦楽専攻の先生方にもご協力いただきました。

18:30-19:10 星田一山先生(尺八)+片岡リサ先生(箏)で、「春の海」を、そして、菊武厚詞先生(三絃)も加わっての三曲合奏で「尾上の松」を抜粋で演奏。そして、それぞれの楽器についてのご説明。

19:10-19:45 井口先生からの企画趣旨説明。昨年度のビデオも見たりして後、野村の自己紹介で、ガムランや邦楽の作品を作曲した経験談や譜面のない音楽についての短い話。センチュリー響の楽団員5名の紹介。さらに、参加している40名の方々の一言自己紹介など。

19:45-20:10 ということで、尺八、箏、三味線を体験する楽器体験タイム。

20:10-20:30 自分の楽器を持って来られている方もおられるし、是非、全員で何か音楽をするように、と井口先生よりリクエストがあり、15分の非常に忙しい野村ワークショップ。非常に音量の弱い尺八から始まる合奏。さらに、9人の箏初心者による9音のオスティナートで作った合奏の2曲やりました。

オーケストラのメンバーが、邦楽器にチャレンジしていたり、箏の奏者がヴァイオリンを触ってみたりする光景は、非常に新鮮で、良い場面でした。次回が楽しみです。

http://www.century-orchestra.jp/topics/pdf/20151201_toyonaka_press.pdf