東京の世田谷美術館にやって参りました。今週末のトランス/エントランス「復興ダンゴ」公演に向けての準備のためです。
このエントランス、予想通り、非常に残響があり、ピアノの音色は大変美しく響く反面、映像の言葉を明瞭に聞かせるのが大変な空間であります。しかし、音響の星野さんが優秀な方で、色々試行錯誤して、なかなか良い音環境を作ることができてきました。
一方、ダンスの砂連尾さんは、このエントランス空間で「復興ダンゴ」をどう踊るかを試みていくうちに、この空間でないとあり得ない演出を思いつき、再演ですが、「これは新しい作品だ」と興奮しておられました。
それにしても、美術館の塚田さんをはじめとしたスタッフが、常に笑顔で楽しい現場です。