インドネシアでは、突然、次々に色々なことが決まっていく。突如、来週の月曜日（明後日やん！）に、パフォーマンスをすることが決まりました。火曜日に１週間の短期滞在で帰国してしまう日本人ダンサー、俳優とコラボレートしようという提案は、本当にありがたいです。で、スボウォさんとスワルトさんが来ることは、予想していたのですが、パントマイムのジュメットさん、音楽家のハリヤントさん、プロデューサーのエコさんもやって来ました。で、突如、
「月曜日は、Rumah Sukasmanというスタジオでコンサートをやります。プログラムは、最初に、日本人３人の作品を上演して、次に、ジャワ人＋日本人でのコラボレート作品を上演し、最後は観客も参加した大即興セッションをします。いいですか？」
と申し出があり、色々、相談しているうちに、いつの間にか、会場はジョグジャの文化会館（タマンブダヤ）の奥でやることになりました。で、突然、作品づくりが始まって、
「まず、３人のダンサーが寝ていて、そこにジュメットさんが入場してきて、ジュメットさんに触られた人から一人ずつ起き上がる」
とか、突然、スワルトさんが設定を作ると、別の人が、そこはこうした方がいい、ああした方がいい、と共同創作が開始されます。で、そんな感じで色々決めているなぁ、と思ったら、
「では、最初から今までのところをやってみましょう」
と突然、稽古がスタート。で、稽古がスタートしたと思ったら、スボウォさんが、
「音楽も寂しい感じで始まります」
とか、言ったら、ハリヤントさんがグンデルを演奏し始め、そのまま音楽と舞踊とパントマイムで、２〜３０分即興的に展開してしまいました。その後も、みんなでああでもない、こうでもない、と言い合いながら、作品の構成を考えていくところが、ジャワ流なんだろうなぁ、と思いました。
４月１１日、８時から、パフォーマンスします。
舞踊：山下彩子、スワルト
演劇：千田美智子、ジュメット
音楽：野村誠、やぶくみこ、ヨハネス・スボウォ、ハリヤント
