野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

あーだ・こーだ・けーだ TAP2006→2011

12月5日のトークの様子が、取手アートプロジェクトのブログにアップされてます。写真も少しありますよ。
http://blog.toride-ap.gr.jp/none/2010/1207-2794/

それから、2006年の取手での野村誠+ACDの活動については、以下の冊子の付録DVDで、野村誠のインタビュー+当時の様々なイベントが見られます。

取手アートプロジェクト2006 一人前のいたずら?仕掛けられた取手(DVD付)

取手アートプロジェクト2006 一人前のいたずら?仕掛けられた取手(DVD付)

あと、2006年にぼくが選出した17組のメンバー。その後も、ますます、活動を展開しています。ひとまず、自分のメモとしても、メンバーのホームページなど、分かる範囲内で以下に書いてみました(ちょっとずつ書いて、現在、更新中)。他にも情報、分かる人、教えて下さい。


相澤和広
http://hiroshimaap08.jugem.jp/?eid=4
(取手では、「巨人の耳」という風船を飛ばして、上空の音を聴く作品を発表していました。現在、武蔵野美術大学で助手をされていて、お忙しそうですが、逆に学生も巻き込んでの音のプロジェクトを何かできるといいですね。)

浦田琴恵
http://kotoe.ifdef.jp/
(取手では、人の玄関を使わせてもらって行う玄関コンサートなどをしていました。その後、九州を中心にいろいろ活動展開。現在、鹿児島在住。また、反原発の運動のサポートも色々しているらしい。近々、出産の予定らしく、取手に来ることは難しいが、取手と桜島を結ぶ何かを考えたいものです。)

江渕未帆
http://kubikazari.blog50.fc2.com/
(アクセサリー作家。2006年は、ひらがなの「お」と「と」のシルバーのアクセサリーを作ったり、ファッション図工ワークショップ、「トリオで取手」で写真のプロジェクトなどをする。2007年のACDパーティーで、ティファニーの指輪でサッカーをして、指輪に傷をつけていくパフォーマンスをする。2008年の取手アートプロジェクトにも参加。井野団地でも何か展開が期待されます。)

岡地史
http://acdparty.exblog.jp/8715212/
(2006年は、「艶団」というプロジェクトをやった岡地さんは、名古屋に住んでいます。名古屋のアートシーンが、取手とつながっていくような仕組みを一緒に考えたいですし、名古屋で、ACDに関わってくれそうな人材も探していきたいですね。)

Circle3.14(笠原美咲子)
http://www.a-s-o.jp/gallery/2006/pro_chain_ex0911.html
美大生が集まってのグループで、現在は、活動休止中。2006年は、コラボちゃんという野村誠をイメージした巨大な彫刻を作りました。メンバーの笠原さんは、当時1年生でしたが、現在は大学院生。落ち葉を使って絵画を描いたりもされているようで、来秋には、落ち葉を使って、いろいろ取手でやってみよう。森本さんの「おちばれえ」という落ち葉の上でバレエを踊る案もかつてあったし、、、。)

徳久ウィリアム
http://william.air-nifty.com/
(2006年は、ガールスカウトを交えてのノイズ合唱団や、肉に入ってのボイスパフォーマンス、「マテ茶」を振る舞ったり、宮田漫画を朗読したり、など、声を巡って活躍。あの時に、相澤さんとコラボレーションをしようと言っていたけど、実現しなかった。ウイリアムは「声」を発する人で、相澤さんは「音」を聴く人。この二人が、どうやってコラボレートしたら、面白いでしょう?)

中島静代
http://www.geocities.jp/nfuyutecho/
(2006年に「艶団」で活動。その後、ウイリアムが聞きたいと言っている声のCDなども発表。関西在住なので、どのように関われるか、模索中。)

NIP(尾崎祐太+弘田新菜)
http://ozakiyuta.com/_/top/top.html
http://blog.goo.ne.jp/eizou-kuad/e/0ae4c778dc0cf90013b1506fc03f72ac
(尾崎さんは、2006年、取手民俗博物館の館長、トッシー調査隊隊長、「サウンドガール」制作などで活動。当時は京都の大学生でしたが、現在は東京在住とのこと。新たなる伝説を作るために、4年ぶりに取手に登場。ニーナさんとは、まだ連絡がついていませんが、現在、徳島在住らしい。)

Panny’s eye(小板橋雅之+須田幸太)
http://eninei.com/
(小板橋さんと須田さんは、2006年に、児童画展で子どもの絵をACDメンバーが模写する、という案や、全員が何もしない「Just do not it」など、表現しないということを表現する、というプロジェクトを試みました。4年を経て、どう表現しないのか、表現するのか、非常に興味があります。)

深澤孝史
http://fufumi.blog41.fc2.com/
(深澤さんは、2006年には、肉の着ぐるみで大活躍されていました。その後、「じぶんらく」という自分にそっくりな人形で、文楽のようなことをされたりしていました。しかし、自分から他者に関心が移り、浜松で、知的障害児のたけし君に特化したアートを体験するアートセンター「たけし文化センター」の設立/運営に深く関わられたようです。自分と他人を行き来する彼のアートが、井野団地でどう展開されるのか、楽しみです。)

宮田篤
http://ochakann.exblog.jp/
(2006年は、名古屋の美大生だった宮田さんは、取手に長期滞在し、石膏で「お」と「と」を作って、ぶつける作品、山中カメラと「Wあつし」のユニットを結成し、「やせたくて取手」を作詞、「おとしりとり」ワークショップなど発表。その後、2008年に取手の井野団地で作品を発表。現在、東京在住なので、また、井野団地に出没して、何かをやってもらえることでしょう。今年は、ぼくとも「らくがっき」というプロジェクトを開始しました。)

三好隆子
http://kucca.exblog.jp/i8/
(2006年は、取手のサテライトギャラリーと本陣で、作品を発表。石を踏んだら、硬いはずの石がふにゃっと沈み、ぴゅーっというしょぼい音がする「Cry Stone」とか、スポンジでできたトンネル(聞こえない+見えない状況になる)をくぐる作品など、彼女の作品は、鑑賞者の感覚に問いかけてくる。ACDでは「三好トラベル」や「艶団」のプロデュースなど。現在は、造形教室が一つもない、美術館もない、美術の匂いがしないらしい四国中央市に在住。子育てをしながら、市で唯一の子どもの造形教室を開始し、ここで美術をすることを模索中。)

むっき
(2006年に小学2年生だった。現在、小学6年生。当時は、太鼓の達人が得意で、山中カメラの「マルトノ音頭」では、太鼓を担当。その後も、山中カメラのプロジェクトには欠かせない存在。久しぶりに会ったら、6年生になっている。井野団地の小学生とのコラボレートにも、大きな役割を果たすかもしれない存在。)

森政俊
http://www.tokyoartbeat.com/event/2006/CD43
(2006年には、矢木奏とコラボレートで、30年後の皆既日食をとらえる仕掛けをつくるプロジェクトを開始。写真家。今回は、まだ電話などで話せていませんが、どのような形で関われるか、楽しみです。)

森本隆彦
http://acdparty.exblog.jp/tags/%E6%A3%AE%E6%9C%AC%E9%9A%86%E5%BD%A6/
(2006年には、数多くの新聞を作り、「取手大喜利」司会者、ラジオパーソナリティー、としても活躍。新聞、司会、ラジオなど、ACDと観客をつなぐ役割を選択。しかし、公募で選出された理由は、16個のアイディアを応募したアイディアの豊富さにあった。そこで、今回は原点に立ち返り、つなぐ立場ではなく、アイディアを提示していく立場として関わる予定。

矢木奏
http://acdparty.exblog.jp/4728874/
(2006年には、写真家の森さんとのプロジェクトで参加。コンセプチュアルな美術作品を創作していたようですが、最近は、演劇などとの関わりも深いという未確認情報もあり。まだ、電話でお話できていませんが、彼女がその後、どういう5年間を過ごし、今、何を考えていて、どう関われるのかは、非常に楽しみです。)

山中カメラ
http://blog.livedoor.jp/y_camera/
(2006年には、特殊写真家の肩書きで参加したが、「マルトノ音頭」や「やせたくて取手」など、作詞/作曲家として大活躍。その後、現代音頭作曲家という肩書きで、活躍しているらしく、現在、別府在住。まだ、お話できていませんが、別府と取手でリンクして、何かできるといいですね。)