事業仕分けなどでも取り上げられていた文化庁の新進芸術家の在外研修っていうのがあります。ぼく個人は、この制度を使ったことはありませんが、知人の中でこの恩恵を受けている人が何人かいます。
日本という島国の特質上、聖徳太子の始めた遣隋使、遣唐使の現代版みたいなことをやって、常に外の風を入れていく必要性があることは当然として、
事情をよく知らないぼくが思いつくのは、
1)在外研修の件数は減らさないで、研修先の国の総数が増えるようにする。欧米に行く数を減らし、アジア、アフリカなどの国を増やす。例えば、行く国(地域)ごとに定員をつけるとか
2)報告書などを義務化するのを簡略化する代わりに、研修者全員に、帰国後レクチャー(またはワークショップ)を開催することを義務化する。そのことで、研修の成果をシェアすることができるし、目に見える形にしやすい。
というようなことを思ったので、ひとまずメモとして書いておきます。