昨日、東横線で隣りに座った若い女性が、雑談をしている。その雑談の内容が、「森下真樹さんが・・・」と聞こえたので、ダンサーの森下さんのことかな、ま、同姓同名かと思っていたら、白井剛さんの即興のダンスがやばかった、とか聞こえてきました。これは、間違いなくコンテンポラリーダンスの話です。電車の中で、こんな会話を耳にしたのは、初めて。そのうち、「今度の独舞は、寺田美佐子さんで、舞台美術が高嶺格さん」と聞こえてくる。そう言えば、今度シアタートラムで独舞やるって、寺田さんが言ってたけど、高嶺くんが美術やるって、初耳。隣りの人は、ダンス通の人なんだ、と思ったら、「高嶺さんの横浜トリエンナーレの作品、すごく良くて、私は２回見に行ったけど、２回目は評判になって長蛇の列ができていた」と話題は現代美術に移っていて、最後には、森美術館での「笑い」という展覧会では、「あんまり笑えなかった」と現代美術の話になっていました。これだけ、アート業界の世間話を電車の中で聞いた体験は初めてだったので、面白くて、ついつい書いてしまいました。
