野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ジョハンさんに会う

 昼は、ISI(国立芸大)の大学院に行き、Djohanさんに会う。ジョハンさんは芸大の先生で、音楽心理学者。「あいのて」の番組も、授業で見せたりしているそうだ。大学院の作曲の授業は、西洋音楽の作曲の先生と、伝統音楽(ガムラン)の先生の二人合同でやるらしい。これは、とても良い教育のやり方だと思う。日本の音大で、邦楽の演奏家と現代音楽の作曲家の二人の合同授業としての作曲の授業をやっているような感じ。
 今学期は、西洋音楽の方では、Roykeが担当するらしい。ロイケは、2002年に、ぼくと中川真さんでやったISIの大学院の集中講義の受講者でもあったので、顔なじみ。2008年のガムランシアター「桃太郎」公演の時も、見に来てくれていた。さっそく、ロイケに電話をすると、いつでも授業に来て良い、一緒に授業をしましょうとの返事。11月以降、大学院の作曲の講義にも参加して、色々やれそうだ。また、ジョハンさんは、小学校ともコンタクトがあり、以前、佐久間新さんや中川真さんが行ったことある小学校(SD Mangunam)で、何かプロジェクトができるようにアレンジしてくれるとのこと。また、ジョハンさん自身が個人で週一で開催する音楽教室があり、そこで、ピアノを教えたりするのも良いかも、とのこと。