打ち上げで、島袋といろいろ話していて、「面白い作品が作れないようになったら、スポーツ選手同様、アーティストも引退すべきだ。」と島袋。「野村くんがあかんようになったら、引退勧告するから」と言ってくれました。そう言ってくれる友人は有難いし、こちらも、厳しい眼で友人には優しく本当のことを言っていこうと思っています。
ちなみに、ぼくは、引退するどころか、まだまだ発展途上なので、これから次々に傑作、問題作、思い切った駄作を、連発していくつもりでいます。
とは言え、昨年度は、「あいのて」の番組監修、取手アートプロジェクトのゲストプロデューサー、えずこホールの10周年の総合監修と、３つも監修をやってしまいました。「あいのて」は自分も出演していたので、選手と監督を兼任している感じですが、取手は公募で集まったアーティストが選手で、えずこは地元住民とぼくがお願いしたアーティストが選手で、ぼくは監督業に専念しないと時間が足りなかったので、そちらに専念したわけです。つまり、昨年度はかなり引退していたわけです。今年からは、現役に復帰します。
島袋は、まだまだ引退してもらっては、困ります。そして、ちょうど10年前の七夕に、TASKEのＣＤを作った旧友と、10年ぶりのＣＤを作る相談が、始まりました。
