昨夜も片岡祐介氏が東京の野村アパートに宿泊。ということで、本の相談をしました。
いろいろ考えたのですが、19世紀にチェルニーとかバイエルとかのピアノ教則本があったわけですが、20世紀には、ジャズピアノの教則本みたいなのもできますが、ぼくらでしか作れない21世紀のピアノの教科書があってもいいかな、ということになりました。今まであったピアノの教科書は、曲の羅列で、それを順に弾いていくことで、ピアノのテクニックを覚えていくわけです。
でも、ぼくらが作るピアノの教科書は、いわゆる曲はほとんど出てきません。簡単なルールに従ってやる即興だったり、時にはピアノじゃなくって、手拍子をしたり、カリンバをやったり、ゲームをしたり。しかし、このテキストを順にやっていくと、確かにピアノが弾けるようになる。しかも、もっというと、即興でピアノが弾けるようになる、そんなピアノの教科書が作れるのでは、という話になりました。