トヨタ自動車の支援による「子どもとアーティストの出会い in 石川」で、あいのてさん(尾引浩志+片岡祐介+野村誠)で、千坂児童館の子どもたちと、昨日、一昨日とレコーディングをしてきました。昨日までで5曲でき、本日は金沢21世紀美術館のシアター21にて、公開レコーディングの後、あいのてさんコンサート。
公開レコーディングでは、児童館の子ども達は、普段の生活の場でないだけに緊張しており、子ども達の違った側面を体験することもできました。奇声やペットボトルや玩具のラッパやカスタネットを録音した後、げっぷの音にピアノを重ねて録音し、「げっぷカーニバル」という曲になりました。げっぷとピアノは意外に相性がいい。
あいのてさんコンサートを楽しく行った後、振り返りの場が設けられましたが、振り返ることは、前を向くことにもつながるので、気づくと「でるくいサミット(仮称)」構想を語り合いました。
「でるくいサミット」とは、ワークショップなどで突出して目立つ子ども、次々にアイディアが思いつく子どもなどを発掘して、集めてみたら、どうなるだろう、という構想です。学校などでは、クラス全員を対等に扱わねばならず、こうした個性が活かされる場が少ないように思います。また、いわゆるピアノが上手とか、サッカーがうまい、勉強ができる、などと違って、こうした力は、何だか計り知れない。出る杭が打たれる前に、出る杭を集めてみたいな、そんな気になりました。
それにしても楽しい3日間でした。