昨年は、本厄だったので、いつも以上に健康に気をつけて無理をせずに過ごし、さらには集中的に休む時期を何度も設けました(2月、4月、6月、10月上旬〜中旬、12月上旬)。
そうすると、2月のドイツの休暇中に過ごした温泉体験が、10月の福岡トリエンナーレの「お湯の音楽会」につながるなど、休暇が仕事に良い感じに返ってきました。
今年は、後厄です。健康には十分気をつけて、休むこと=創作することを、どうやって実現していくか、自分の環境づくりを考える元日でした。ま、換言すれば、ごろごろ、のんびりした、ということなのですが。
で、下鴨神社に初詣に行って、おみくじをひいたところ、「平」。あんまり無理して色々やるんじゃなくて、慎重にコツコツやっていなさい、というような運勢でした。星占いでも、そんな感じ。自分で直感で立てた今年の展望は、あながち間違っていないなー、と再確認。今年、のんびりやります。
でも、のんびりやる、無理をしない、というのは、非生産的ではないと思っています。特別養護老人ホーム「さくら苑」で、「わいわい音頭」という歌が誕生した時、無理のない牛歩のような歩みで作詞作曲が進んだのに、半年もしないうちに、超大作になっていたことを、ぼくは知っています。
休むという音楽
休むというアート
力を抜いて脱力して、体の能力を最大限に引き出すような、脳や感性をフル稼働ではなく最大限に脱力して、逆にその能力を最大限に引き出すような、そんなことのために、
のんびりいこうと思いまーす 2010年