月に一度、開催してきた「あれからどう会」。今日は、今年最後の「あれからどう会」でした。
会の趣旨は、だいたいこんな感じ
「あれからどう会」は、東日本大震災後に京都に移住したアーティストの職探しをサポートする、という趣旨で、2012年の初め頃、野村誠と何人かの友人達が集い始めたのがきっかけで始まりました。もともと住んでいる人も、移住して来た人も含めて、色々な人が交流する場を月一で開催しようということになり、ご飯を食べたり、誰かにインタビューをしたりしながら、ゆるやかに交流する場を継続しております。その時によって集まる人数も違いますが、だいたい１０〜２５人程度の人が参加しております。震災から２年半経ちましたが、「あれから」いろいろあったと思いますがその後どうしていますか、という意味を込めて、「あれからどう会」という名前になりました。実際、交流を経て、若干、職さがしにつながることもあり、出会いから公演が生まれることもあり、また法案に関する勉強会が生まることもあり、単に友達ができて楽しいこともあります。この会を今後どのように運営していくかも、現在、試行錯誤中であります。
ちなみに過去のインタビュータイムの内容は
2012年12月：やぶさんインタビュー、ダンサー（ニイさん＋帰山さん）との即興セッション、クリスマスのプレゼント交換会
2013年２月：ニイさんセネガル出発前夜のインタビュー
2013年３月：岡本さん草本さんのアメリカ旅行どうだったインタビュー
2013年４月：野村幸弘さん映像上映＋インタビュー、山崎阿弥＋野村誠＋やぶくみこによるライブ
2013年５月：葉月さんインタビュー「南島論」
2013年６月：カジさんインタビュー、20歳で聴いたレコードを紹介し合う
2013年７月：やぶさん＋野村のインドネシアの報告
2013年10月：鈴木潤さんインタビュー
2013年11月：はがみちこさんインタビュー（HAPSについて）
昼間に八百屋さんで、関西への移住を考えている人と話しました。原発事故があって、放射能汚染が気になって、移住を考えておられるとのこと。今回も綾部（京都府）、近江八幡（滋賀県）などに行って来たらしい。色々な移住先の候補地に既に移住している人が、地元の集落の人とうまくとけ込めているかどうかの情報集めなどもしていました。仕事があるかも重要ですが、その土地にとけ込めるかも、不安材料の一つなのです。そうした不安を解消するのに、「あれからどう会」の活動が、少しは貢献できるのでは、と思い、今後も続けていこうと思いました。そして、こうして移住を迷っている人、悩んでいる人がいて、その人達が移住するかしないかは、本人達の決断なのですが、移住したい人が移住したいのに、その土地の人ととけ込めるかを不安に思っているならば、それを解消するための努力はしたいと思うのです。
さて、今夜の会では、パフォーマンスタイムが充実して、いくつかのコラボレーションが実現。音楽あり、ダンスあり、連句あり。合唱あり、笑いあり。プレゼント交換あり。理不尽あり。美味しい料理やデザートあり。全然クリスマスっぽくない最高な宴でした。大好きな仲間がいっぱいです。
