城崎国際アートセンターでの滞在を終えて、大阪に移動。移動の車内で、パープルリボン作曲賞の講評を書く。他人の作品についてコメントするのは、なかなか心が鍛えられる体験。的外れなことを言ってるかもしれないけど、ぼく自身が思ったことを率直に書かないと、審査員としての責任は果たせないので、正直に書く。
大阪に着いて、「世界のしょうない」ワークショップまでに少し時間があったので、田渕ひかりさんとお茶をした。ジョグジャカルタに長年留学してガムランの修行をされた方で、もともとビジュアルのセンスの優れた方で、来月に京都で行う展覧会に向けて準備されているとのこと。昨年、出産されて、母親にもなられた。
大阪音大にて、「世界のしょうない」ワークショップの2回目。弦楽器の楽器体験の30分の後、
1)「日本センチュリー交響楽団」のリズムで手拍子
2)「大阪音大」のリズムで手拍子
3)弦楽器をラジオ体操の動きで指揮
4)弦楽器を手首ブラブラの動きで指揮
をして後、各パートでクリエーション。
5)波打ち奏法
6)お腹ポコポコ奏法
7)羽ばたき奏法
8)恐竜の歩き奏法
9)恐竜の鳴き声奏法
10)左右に揺れ伸び上がり奏法
11)ジャンプ奏法
12)太極拳奏法
などが生まれた。初心者の弦楽オーケストラなのだが、すごい豊かなサウンド。録音しておきたかったなぁ。次回も楽しみ。