2023年3月5日に豊川稲荷の門前町での開催を目指して計画中の『あっちこっち de 門前ズ !?』に向けて、会場などのチェック。三明寺に行く。国指定重要文化財である三重塔、本殿内宮殿など、歴史あるお寺。演劇ワークショップの候補地の一つ。ご住職が奥までご案内くださり、弁天様が琵琶を抱えている像や天井画なども拝見。重要文化財なので、釘も打てないので、ちょっと触れるだけでも崩れるかも、とアドバイスをいただき（美術館や博物館でも作品に手を触れないのは基本だけど）、とにかく用心しながら見学。ドラッグストアや漫画喫茶のある大通りを一歩入っただけで、歴史的建造物が劇的に現れるのも面白い。豊川稲荷門前町を歩いて後、地区の人が管理する公民館を見学させていただき、豊川進雄神社も見学。
午後は京都に移動し、鈴木潤さんとのレコーディング。ピアノとキーボードでのデュオ。潤さんと出会ったのは、1987年大学１回生だった頃で、京大の音楽研究会で深夜に２台ピアノの即興をしたのだけど、あれから35年も経ったのか。今やっていることは全く新しいことではなく、35年前にやった即興セッションの延長線上にある。お互いの35年の経験がありながら、相変わらず35年前の初セッションの時と同じように、互いに鍵盤を弾きながら、リズムを編んでいく。ビートの縄跳びで歌い踊るように鍵盤を弾く。自然な感じ。録音を聴きながら、潤さん、歩さんと歓談しながら、笑顔の耐えない時間。アルバム、年内には発表できるかな。
潤さんと3年前に作った冊子『音楽の根っこ』は、こちらからダウンロードできるので、よかったらどうぞ。
