都城の MJホールでの公演『邦楽と相撲』は、今日も素晴らしかった。公演の成功も嬉しいことだが、公演後に都城の二つの相撲甚句保存会と交流会ができたことが、とても大きかった。そして、二つの保存会同士も交流して、今日の公演が今後の保存会としての活動へのヒントや刺激になったようで、それが何より嬉しい。
出演者の皆さんとは、ここでお別れ。今度、いつ対面で会えるのだろう?と尋ねると、9月9日の山本亜美さんのリサイタル行くよ、と言われた。ああ、3週間後には、ぼくの新曲が東京で演奏されるんだった。おつかれさまーー、と見送る。すると、まるで入れ違いに、山本亜美さんからリハーサルの音源が届く。とっても素晴らしい演奏。2年前のこの演奏も素晴らしかったけど、今回の新曲もまたまた素晴らしいことに。。。超楽しみ。
第8回山本亜美 箏 二十五絃箏リサイタル オトを編む | Tokyo Concerts Lab.
昨年度までMJホールの職員だった徳永紫保さんと再会し、鶴見さんと3人で都城の相撲リサーチをした。郡元の十五夜綱引唄がかつてあった島津稲荷神社に行き、宮司さんの電話番号を見つけ、電話をして、いきなりお宅を訪問し、貴重な資料や音源資料を出していただく。既に、十五夜綱引は数十年前に途絶えていたが、当時の体験を語っていただいた。大きな収穫。南九州の十五夜綱引と相撲が興味深い。もっとリサーチしたい。