野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

サムルノリのエテュード

《春日の50の物語》の17曲目は《天田公園》で、この曲の副題は、7拍子のエテュードになり、18曲目の《牛頸川の桜並木》の副題は、サムルノリのエテュードになった。サムルノリは韓国の音楽で、牛頸川という言葉の語源が、もともとは朝鮮の人々の言葉だったという由来もあり、韓国系のリズムを練習する曲に。作曲を機会に、いろいろサムルノリの勉強したいなぁ。

 

『ガチャ・コン音楽祭Vol.2』のフライヤーのデザイン案がデザイナーの大田高充さんから届く。大田さんはサウンドアートのアーティストでもある(昨年度のフライヤーデザインをお願いした堤拓也さんは、デザイナーであると同時にキュレーターであったなぁ)。文字で遊んでいく大田さんのデザイン、かっこいいし、面白い。音を遊んでいくことを視覚で見せていくことは難しいけれども、文字が音だと思うと、そこから音を感じられることも可能なのかも。