坂本さんのお宅で朝食後、楽しく歓談。十和田市民文化センターに移動。ピアノ調律のチェック。河合楽器のピアノだが、このサイズのピアノにしては音がいい。なんでも、フルコンのピアノと同じ材料を使っているので、サイズの割に音がよい楽器とのこと。佐久間さんを交えて、昨日のリハーサルのことをシェアして後、ランチ。
十和田市現代美術館に行く。カフェでは、問題行動トリオの昨年8月と11月の公演の動画が流れている。
3年前のピアノツアーの繋さんのお宅、ひかり保育園、カトリック幼稚園を訪問。
十和田市現代美術館での常設展、企画展を実際に見て、明日の公演のプランを練る。レアンドロ・エルリッヒの作品では、当初、観客も参加する形でパフォーマンスをしようと考えていた。しかし、実際に現場に来てみると、通常から参加体験型の作品なので、敢えて、この作品を参加型にしても通常とあまり違った見え方がしない。これは、逆にこの作品を舞台として、デュオダンスを見せる方がいいのではないか、と考える。楽器とダンスで試してみると、これが面白い。
サラセノの企画展での作品《熱力学のための組曲》とのセッションでは、館長の鷲田さんのトークから始めて、そこにパフォーマンスが加わっていく流れ。企画展の青木千絵さんの作品とサラセノの間を行き来する鍵盤ハーモニカのソロも思いつく。
観客参加型で遠隔地のゲストとzoomでつなぐリモート/対面セッションのためのセッティング。
坂本家に着いた後は、里村さんと佐久間さんと深夜まで明日のハンドアウトの作成(砂連尾さんは先におやすみ)。演目の名前は、
1 壁面のダンス ブエノス・アイレス
2 熱力学の問題行動
3 Toward Body
4 ECHO gema こだま
となった(gemaはインドネシア語の「こだま」)。