2020年度に３期に渡って開催される予定だった「問題行動トリオ」の十和田公演も、昨年２回開催し、いよいよ今週末が最終章に。第１期と第２期のダイジェスト動画も公開になった。
１期は、盆踊りをテーマにして、踊りながら美術館の展示室を巡る公演。盆踊りとは死者の霊をが帰ってくるお盆に踊る踊りであるから、その場所にいない人との交流、リモートのコミュニケーションをテーマに掲げたら、ぼくがコロナの濃厚接触者として現地に行けなくなって、リモート出演した。
２期は、散歩をテーマに掲げ、十和田の街を歩きながら展開した。と同時に、表と裏があるように、メインに起こっている出来事の裏側で、別の出来事が実は同時平行している公演となった。
３期は、１期と２期を踏まえて、二つの全く違う公演を行う。14日は、美術館の展示室で開催する《ビジュツセッシュ》。第１期は閉館後の夜の美術館だったが、今回は一般の来場者がいる昼の開催。公演に参加するつもりの観客と、偶然展覧会を見ているお客さんという別々の層が存在する。15日は、ピアノのある別会場で開催する《トワダノワダイ》。こちらは十和田でのこれまでの活動を、音楽とダンスで綴るドキュメンタリー公演。
公演に向けて、リハーサルの映像を再確認したり、ピアノを練習したり、衣装を考えたり、絶賛準備中。この公演の企画立案者であり、問題行動トリオの制作の里村真理さんと、リハーサルの映像を見ながら、色々発見したり、笑ったり、いろいろアイディアが浮かんできたり。
