野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

新ぐるっと一周!九州開運すごろく 疫病退散バージョン

パソコンを新調することになり、今日は旧パソコンから新パソコンに引越作業。データの移動など、スムーズに引越ができて嬉しい。

 

本日はオフなので、少しお出かけをしたり、双六をしたりした。

 

2006年に取手アートプロジェクトのゲストプロデューサーをした。その時に、『あーだ・こーだ・けーだ  (ACD)』というプロジェクトを行なった。プロジェクトに参加したアーティストの中に浦田琴恵さんがいて、彼女とは玄関コンサートという企画をやった。取手の民家の玄関を舞台にして、家の外からコンサートを見てもらう。他人の家を訪ねて行って、家の人を家の外に追い出した上に、自分達が人の家の玄関に上がり込み演奏する。関係性が反転するのも面白かった。玄関は外から見えにくいようにできていることが多く、通りに観客がいっぱいいても、見えにくいコンサートになるのも面白かった。浦田さんは現在さめしまことえ名義で活動していて、燦燦舎という出版社をやっている。

 

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昨秋に久しぶりに鹿児島で再会した際に、燦燦舎の本などを色々購入して帰ったのだが、『新ぐるっと一周!九州開運すごろく疫病退散バージョン』という双六があり、今日は里村さんとこれをやってみたが、これが面白い。九州のいろいろな場所をバーチャルに旅ができるのも楽しいし、付録の解説でそれぞれの場所について知ることができるし、双六をしながら、単にマスを進めるだけでなく、踊ったり、ひょっとこの顔をしたり、笑顔になったり、いろいろなパフォーマンスをしなければならず、さらには、それぞれの場所に疫病退散のエピソードがあり、ゴールした時には、すでにご利益ありな気分になる。

 

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自分達でも、すごろくを作りたくなった。小日山拓也さんが千住の1010人の双六を作ってくれたが、ぼくは未だ小日山さんの双六はやっていない。いつかやりたい。以下の10分10秒の動画の2分22秒あたりから、小日山さんの双六が画面に登場する。

 

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