イギリスのBBC Radio 3で、１年前（2020年12月）に北海道の芽武で滞在して音を探求したことがラジオ放送されるようだ。BBCのサイトを見ると、ぼくの名前も書かれているから、ぼくの演奏もあるのかな。放送後は、こちらのサイトでも番組が聞けるみたいなので聞いてみよう。
昨日の球磨川の写真展REBORNのボランティアに行った感覚を忘れないうちにピアノで弾いておこうと思い、ピアノで即興演奏をして自宅レコーディング。録音をプレゼントされても迷惑かもしれないけれども、REBORNの方々にお送りする。
笛美著『全部運命だったんかい ーおじさん社会と女子の一生』読了。アート系の現場に行くと、女子率が圧倒的に高いことが多く、どうして男は来ないのだろう？という疑問があった（そもそも男と女の２つだけに分けること自体の問題についても、また別の機会に触れたいが）。一方で国会議員は男子率が極端に高い。そんな疑問があって、2011年に東日本大震災の時に、原発事故が起こり、自分の周囲に原発反対の人ばかりだったので、原発反対が多数派だと思ったら、多数派じゃなかった。見えない壁の向こうに「おじさん社会」があって、そちらでは原発賛成であるらしい。このおじさん社会と、ぼくのアートの現場の間に橋渡しをしようとして始めたのが、「だじゃれ音楽」だった。だじゃれ音楽を10年続けてきたので、「おじさん社会と女子の一生」という副題が気になって読んでみた。これが面白かった。著者が広告代理店に勤めていた時に、どんな環境だったか、会社の男性の同僚や上司がどのように接してきたか、などについて、主観的に書いてあり、この人がどのように感じていたかをバーチャルに追体験できた。
