一年前の今日は、墨田で北斎バンドをやっていたらしい。コロナ禍の東京だったが緊急事態宣言も出ず、無観客じゃなく公開収録という名目で有観客で開催した。後日公開できるように、しっかり録音/録画していただけたので、今でもYouTubeで見られる。北斎バンドの素晴らしい演奏の合間に、野村が解説したり小芝居したりしていて、最後のアンコールだけ演奏に参加。奥田敦子さん(すみだ北斎美術館主任学芸員)とトークしたり、いっぱい北斎について勉強して作曲したのも11年前のことを思い出す。奥田さんと久しぶりに会いたいなぁ。
9月12日の『アジアだじゃれ音Line音楽祭』開催まで4日。当日の第1部で流す動画がチェックをしていく。インタビュー動画、面白い。オープニング用の動画も送られてくる。1部のトークの台本も送られてくる。司会の原稿はあって、ぼくの喋るところだけ、お任せになっている。第2部のワークショップの進行を考える。日本語、英語、タイ語、インドネシア語が入り乱れるオンライン・ワークショップなので、できるだけスムーズに進行できるようにしたい。進行案はこんな感じ。
17:30 導入 説明
17:40 挨拶、声の即興など
17:50 メメットコーナー 、メメットの曲の印象的なフレーズのリズム
18:00 アナンコーナー ニュー(指)ミュージック
18:10 だじゃ研コーナー 「すっぽんぽん体操」
18:20 佐久間さんコーナー 体を動かす。佐久間さんの動きを指揮で演奏
18:30 チョーグゥアンコーナー ドローイング指揮
18:40 (時間があれば)自由に創作タイム
18:50 フィードバック
第2部のオープンワークショップの申し込みは、まもなく〆切。まだの方は、ぜひこちらからどうぞ。
しばらく中断していたコントラバスの作曲を再開。コントラバスとバリトンの曲で、途中にヴィオラ・ダ・ガンバ(バス)も登場する予定で、低音楽器して出てこない曲。現在のスケジュールだと9月18日に完成の見通し(12月21日に東京で世界初演で、1月24日にレコーディング)。本当は今日から豊岡演劇祭に参加だったのが、コロナで中止のため、家にいる。演劇祭の中止は残念だが、家で作曲できる時間が多くとれるのは嬉しい。〆切が近いと最短のルートで創作しないといけないけれど、〆切まで時間があると、いろいろ無駄なこととか、試行錯誤したり、実験したりできる。そうしたことは、ほとんどが作品に直接反映されないけれど、色々試したり考えたりするのは楽しい時間。