野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

8月8日、9日は十和田市現代美術館へ!/7月31日は米原へ!

明日から遠征なので、遠征の準備。8月8日、9日と十和田市現代美術館でパフォーマンスをするのだが、その情報も公開になっている。夏バテした頃に、青森県で避暑しながら、夜の美術館で作品や空間とも戯れながら、砂連尾理さんや佐久間新さんとパフォーマンスできるのは、楽しみだ。2020年6月に開催予定で延期されていた企画が、1年2ヶ月遅れで、ついに実現、ワクワク。情報はこちら。

 

towadaartcenter.com

来週は水戸芸術館での滞在制作。実際に水戸芸術館のパイプオルガンを弾きながら、一応完成した新曲《たいようオルガン》を手直しして、仕上げる作業。

 

www.arttowermito.or.jp

7月31日には、米原竹澤悦子さんの地歌三味線による野村誠作曲《初代高砂浦五郎(一の段)》と鶴見幸代作曲《初代高砂浦五郎(二の段)》を抜粋した演奏がある。本日、リモートでリハーサルを聞かせていただいたが、これは凄い。もともと野村作品が30分で、鶴見作品も25分ほどあり、合計1時間弱のものを20分に凝縮した。本当に凝縮で、ずっと歌いっぱなしだと声が疲れるので、作曲する際には、休めるところ、譜面をめくるところ、ちょっと気分を変えるところなど、少し余裕を持たせて作曲してある。ところが、時間を短縮するために、ちょっとした繰り返しやつなぎをカットするから、圧縮されて、次々にダイジェストで観れる。まるで映像の編集のよう。観客としては、テンポよく次々に展開するので圧巻だが、やる方への負荷はすごい。竹澤さんは大変だと思うが、聞き応え十分で楽しみ。公演の詳細はこちら。

 

www.s-bunsan.jp

本日は、9月にJACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)で豊岡演劇祭に出演するので、その打ち合わせもあった。一年ぶりの竹野、非常に楽しみだ。

 

toyooka-theaterfestival.jp

そして、びわ湖アーティスツみんぐる2021『ガチャ・コン音楽祭』のフライヤー作成のため、写真やプロフィールを編集したり、作文したり。本当に面白いプロジェクトになっていきそうで、ワクワク。