パトリア日田(日田市民会館)の黒田かやさんが遠路遥々訪ねて来られて、打ち合わせ。日田は、大分県と熊本県と福岡県の境目にある林業の盛んな盆地だそうで、ホールの写真を見せてもらうと、さすがに林業の町だけあって、ホールが木をふんだんに使った作りになっている。こんだけ木だと、さぞかし響きがいいだろうなぁと思う。木がいっぱいあるんだったら、ここで木を使った音楽をやってみたいと思った。熊本に引っ越ししてきて、まだ2ヶ月経っていないが、少しずつ吸収で何かが始まっていきそうで嬉しい。
一昨日の島袋くんのパフォーマンスが、いろいろニュースになっている。ニュースでは、また島袋くんの発言が違った解釈をされて伝わっていくところもある。そうやって、いろいろな物語が伝わっていくと面白い。
フィリピンのダヤンから、さっそく企画書やら同意書やら書類が送られてくる。ダヤン、仕事早いなぁ。こちらも大慌てで書類を作成して返信する。マニラの音を日本に届けて、日本の音をマニラに届けるのは楽しいに違いない。
新曲《ロイコクロリディウム》の譜面を書いて、ピアニストの西村彰洋くんに送る。ほとんど指示書のような譜面。鍵盤ハーモニカの二刀流で、一度も指では演奏しない曲。
今年は、歌曲が続く。バリトンとチューバのための《どすこい!シュトックハウゼン》を作曲したのが、4月。先月から少しずつソプラノとオルガンのための《たいようオルガン》を作曲している。いよいよ、終わりが近く大詰め。この曲を作ったら、次はバリトンとコントラバス(+ヴィオラダガンバ)の曲を書く予定。