昨年の今頃は、アップリンクの映画60本自宅で見放題というのに申し込んで、毎日家で映画を見ていた。自分では決して観に行かないような映画も、せっかくだから色々観た。コロナになる前は、映画館に行く時間がなくても、飛行機で移動中に、映画を色々観ていた。緊急事態宣言中だが、上映中なので、今朝、里村さんと出町座に映画を見に行った。「DAU.ナターシャ」という映画。
酔っ払い、セックス、拷問など、何でこのシーンがこんなに長いんだろうと思う不思議な映画だったが、作り方もかなりユニーク。実際にソ連の1950年代を再現した街をつくり、そこにキャストの人々が通ってきて撮影し続けたとのこと。カフェの店員役の人は毎日カフェの店員として、そこに通う。フィクションとリアルを歪ませるのかぁ。
ロンドンのエミーロから連絡があり、音楽療法を勉強することにして、オーディション(入試)で野村誠作曲の《DVがなくなる日のためのインテルメッツォ》を演奏して好評だったとのこと。インテルメッツォが好評で嬉しい。