野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

五線紙のパンセ/音楽と動き

メルキュールデザールへの連載コラム「ケンハモと現代音楽と私」の1回目が公開になった。ケンハモのことを、もっともっとやりたいな、と思った。

 

mercuredesarts.com

 

香港のCCCDが主催でオンラインワークショップの講師をする。「音楽と動き」という講座で3週間連続。音楽と動きにフォーカスを当てた講座なので、今日はその準備をして、色々、自分の過去の仕事なども整理したり、動画も見れるようにしたり、パワーポイントも用意したり。でも、実際に講座が始まり、参加者の顔を見るとアドリブで、どんどん違う方に進んでいく。

 

最初に、鍵盤ハーモニカ・イントロダクションをやって、自己紹介をする。結構、笑ってもらえて、雰囲気が和む。香港でも、小学校でケンハモやった、という参加者の人のコメントもある。

 

参加者の方々にも自己紹介してもらう。バングラデッシュで子どもと演劇をやっている人もいれば、イギリスのヨーク大学大学院でコミュニティミュージックを学んでいる人もいれば、香港で子どもと音楽をやっている音楽家もいれば、セラピストの人、支援学級の先生などもいるなどで、「音楽と動き」というテーマにしたので、単に音楽だけでなくメンバーの集まり方も面白くていい。

 

自由に楽器や声を出しての即興で音を出してみる時間もやると、鉄琴、キーボード、ヴァイオリン、カスタネット、レインスティックなど、いろいろな音が出た。

 

相撲の四股をみんなでやってみた後、「ねってい相撲」の動きをやった。みんなで同時に止まる面白さについて、間(フェルマータ)の面白さについて語って、ついでに、5歳児に大ウケの「でこぼこ体操」もやってみた。これもフェルマータの遊び。

 

質問で、オンラインで子どもとの活動について質問される。タイムラグをどう遊ぶかの話などもして、順番にソロをまわしていくようなこともやった。手拍子でやったり、声でやったり、声と体の動きでやったりした。それを名前を呼んでパスしていくような遊び。イギリスとバングラデッシュと香港と日本で、タイムラグがあっても、こうやって遊べるのも面白い。

 

そんな遊びから、歌をつくることもできるよ、と言って、印象に残ったフレーズに歌詞をつけたりした。英語で歌詞を作って、それで動いてみた後、バングラディシュの言葉を歌詞にして、それを輪唱にした。タイムラグがあるとユニゾンは難しいが、自由な輪唱だと、タイムラグが関係なくなる。

 

香港では学校教育でリコーダーが使われるので、次回はリコーダーを使ってみたいという要望もあったので、次回はリコーダーの遊びも考えてみようと思う。

https://www.cccd.hk/en/eventdetails.php?id=359