本日も、ピアノ曲の作曲。90年代後半、ご近所だった友人の河野有砂さんは、母親になっていて、「お産を楽しむ本」という本の著者になっていて、５年前に20年近くぶりに再会した。彼女は、自然育児友の会会報に連載していて、まんまる助産院での出産の様子を取材し、写真と文で構成する「自分も生まれる旅」というもの。その後、助産院を見学させていただいたり、有砂さんとのイベントを２回行い（２回目には、砂連尾理さんも出演）、出産という体験を通して、彼女が感じたことを受け止めて、ピアノを弾くということをしてきた。今は、その体験を改めて味わい直し、ピアノ曲を作曲している。
作曲している曲は、曲なのか曲じゃないのか、よくわからない不可思議なものとして、少しずつ生まれてきている。何を産もうとしているのかわからないまま、少しずつその音楽は生まれつつあり、いつの間にか18ページの五線譜に書かれたスケッチとなっていた。これをそのまま弾いていくと、自分でも客観的に聞けないのだが、何かこれは生まれてきているのでは、という気になってくる。
４月は、香港のCCCDの企画で、オンライン講座をする。受講者集まるのかなぁ？香港の人が中心になるのかなぁ？3年前の４月に香港の３ヶ月のレジデンスが始まった。2年前の４月に香港でi-dArtの国際会議に参加した。昨年の４月は、香港と縁がなかった。今年の４月は香港には行けないけれども、香港と関われるのが嬉しいなぁ。
https://www.cccd.hk/en/eventdetails.php?id=359
野村誠のウェブサイトが移設準備中で、そのために昔のことも整理中。マレーシアでのチョーグヮンとのコラボも懐かしいなぁ。
それに、白井剛くんとの公演THECOも懐かしい。
