野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

四股/オルガン/報告書/ピアノ伴奏の録音/シュトックハウゼンの相撲講義

今朝も四股を1000回踏む。「野の古典」も音読。大相撲の序ノ口の勝南桜が負けて、90連敗を記録し、自身が持つ最多連敗記録89連敗を更新した。服部桜の四股名で知られたが、今年になって改名し、改名後も連敗を続けている。彼はいつまで力士を続け、どんな風に引退し、引退後にどのような人生を歩むのだろう?これだけ負けることで注目されてしまう力士のことが、気になって応援してしまう。

 

随分、暖かくなってきた。春が近づいている。天気もいいので洗濯もする。本も読む。四股も踏む。コロナで引きこもって1周年か。

 

オルガン曲の新曲について、ホールの方とリモーharu ト打ち合わせ。正式な発表は4月になってからなので、詳細は近々発表。作曲する前にこれから作る作品のことをイメージするのが楽しい。まだ存在していない音楽のことを空想する。自転車で走りながら、新曲のことをイメージする時間なども尊い

 

洗濯もしたけれども、文化庁への報告書もようやく提出した。文化芸術活動の継続支援に応募する気が全くなかった9月末に、佐久間新さんに強く薦められて、騙されたと思って応募したが、応募してよかった。色々、勉強したり自分の考えを整理したりするのにお金を使おうと思うきっかけになった。アイヌ音楽についての本など資料を購入することもできた。しっかり勉強しようと思う。

 

一昨日のワークショップで作った歌「ながれぼし」の伴奏を録音をして送る。今後も歌い続けてもらえると嬉しいので送った。

 

「どすこい!シュトックハウゼン」の作曲に着手するのは来月の予定だったが、それに向けての準備としてシュトックハウゼンの相撲に関するレクチャーを、時間があいている隙間で書き起こしておくといいな、と思い、YouTubeにある1972年のイギリスでのレクチャーをテープ起こしする。

 

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