野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

読書しながら無意識に左手ピアノ

本を読みながら、ピアノを弾いていることがよくある。右手で本を持ったり鉛筆を持ったりしていて、左手でピアノを弾いている。左手だけで無意識に適当にピアノを弾いている。里村さんが不思議そうに見るので、何が不思議なのだろうと思うが、本を読みながら片手でピアノを弾いているのは、結構不思議な光景なのだな、と気づく。左手のためのピアノ曲を作曲したことはないけれども、左手だけでピアノを弾いている時は、しばしばある。左手のピアノ曲を弾いてみようと思い、フェデリコ・モンポウの左手のための前奏曲を弾いてみる。いい曲だなぁ。

 

今年は、ベートーヴェン生誕250年で、北斎は生誕260年。モーツァルト生誕264年。北斎モーツァルトは同世代。ジャズでは、チャーリー・パーカーデイヴ・ブルーベックが生誕100年で、インド音楽ラヴィ・シャンカールも生誕100年。チャーリー・パーカーよりは、デイヴ・ブルーベックの方に関心があるので、ブルーベックの伝記を読んでいる。Brubeck 100という曲は作りたい。ラヴィ・シャンカールの伝記も購入した。Amazon.co.jp: Indian Sun: The Life and Music of Ravi Shankar: Craske, Oliver: 洋書 ラヴィ・シャンカールについても不勉強だったので、せっかくの機会だから勉強しようと思う。

 

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インドのシタールの体験も例年ある「世界のしょうない音楽祭」について、柿塚さんと井口さんと打ち合わせ。今年のワークショップはオンラインでの開催になる予定。例年120分を6回やっていたワークショップを、オンラインで60分を6回のプログラムになるとのこと。ワークショップの時間が半減するのは残念だが、これまでの様々なオンラインでの活動の経験を活かして、進めていければと思う。

 

今朝の「四股1000」でもJACSHAフォーラムの音読をした。2016年のJACSHAフォーラムのテープ起こしを全てやり終えてしまったので、とりあえず、フォーラムに見出しをつけて、少しだけ読みやすいようにする編集作業を始めてみた。脚注などを付け足していく作業もして、まとめたいなぁ。

 

今日は、ケンハモの新曲を書こうかとも思ったけれども、ずっと本番やら作曲やら会議が続いていたので、今日くらいじっくり充電でいいかなぁと思って、読書や音楽鑑賞で明け暮れた。