今朝の「四股1000」。あかねさんがサティの「ソクラテス」を歌い、つるみんが琉球「六段」の二段を三線で弾き、悦ちゃんが藤枝さんの「般若心経」を歌うなど、いろいろな音楽も登場。砂連尾さんの片目をつぶったり両目をつぶっての四股の提案も面白かった。さとむーは「説経節」を音読。ぼくは行司の木村朝之助さんとの対談を音読。
佐久間さんが問題行動マガジンに次々に「こまったレシピ」を投稿していて、ぼくの投稿数をあっと言う間に追い抜いていった。こちらも、負けていられないので、エッセイを寄稿(張り合っってどうする!)。学生時代の図書館や本屋や公衆電話での問題行動を書いた。 04. 本の間にメッセージを投げる – 問題行動マガジン
山本亜美さんの委嘱で、二十五絃箏のために新曲を作曲する。二十五絃は、故野坂恵子さんが1991年に考案した楽器。弦の数が増える分、お互いに糸が共鳴し合うと楽器全体が美しく鳴るんだろうなぁ、と想像する。と同時に、どんな調弦にしようかと考えると、25も弦が要らない気がしてくる。25本の糸が必要だった、と思える音楽にしたい。
山本亜美さんとは、まだお会いしたことがない。戸島美喜夫先生の「ベトナムの子守唄」を戸島先生のお宅でホームコンサートで演奏するので、先生のお宅に聴きに来ませんか?という連絡をいただいたのが、昨年のこと。その後、先生の体調が優れず、ホームコンサートの実現にもいたらず、そして、今年、先生が他界された。そんな不思議なご縁で、山本さんから委嘱を受けることになった。だから、ぼくの新曲は、戸島先生への追悼の鎮魂にするつもりだ。今日は、ピアノで戸島先生の「ベトナムの子守唄」を弾いたりした。
高砂部屋マネージャーで元力士の一ノ矢さんが、月刊「武道」に「四股探求の旅」を連載されている。チェロの演奏する姿勢と相撲の姿勢を比較する原稿を書いておられて、チェロの演奏の写真が入手できないか、とメールが来た。日本センチュリー交響楽団首席チェロ奏者の北口大輔さんにお願いしたら快く引き受けて、さっそく写真を撮影して送ってくださる。こんな風に、音楽界と相撲界の橋渡しができるのは、嬉しい。
大原美術館が公開した動画に、野村の「インテルメッツォ」音源が使用されました。
動画はこちら
ちなみに、使用された音源はこちら