野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

インテルメッツォ編曲中

本日から、みんな電力、という電力会社に切り替えた。

 

https://minden.co.jp/personal/

 

「顔の見える電力」ということで、再生可能エネルギーによる電力会社。料金が他の電力会社とほとんど変わらなかったので、申し込みをした。手続きが非常に簡単だったのと、特別な工事なども必要なかったので、本当に切り替わったのか不思議で、まだ実感がない。

 

地歌箏曲家の竹澤悦子さんと電話で打ち合わせ。6月21日に予定の「徹夜の音楽会2」に出演していただく予定。野村が「鍵盤ハーモニカ・イントロダクション」を始めるきっかけになった2013年にマレーシアで竹澤さんとやった「箏イントロダクション」は、その後、彼女の中で発展して、オリジナル曲になっているので、それをご披露いただくのも面白そうだ。木ノ下裕一くんが作詞して野村が作曲した三味線弾き語りの「狸囃子」もレパートリーだったりする。即興演奏も得意。出会いは、1998年。竹澤さん、藤原道山さん(尺八)と日原史絵さん(箏)と鍵盤ハーモニカ・オーケストラ「Pーブロッ」とアサヒビール社員とその家族で世界初演したのが、野村作曲の「ごんべえさん」だった。99年には、竹澤さんと老人ホームでのプロジェクトで、似顔曲や即興などで、高齢者施設に20回近く通った。その後も、マレーシアでのプロジェクト、北斎漫画のプロジェクト、京阪電車の音楽、相撲聞芸術、沢井一恵先生との「かずえつこと」など、様々なコラボレーションでご一緒させていただいている。今年も、彼女といろいろ関われそうなのは、嬉しい。

 

本日は、「インテルメッツォ」の編曲作業を進めて、一応、書き終える。サックス五重奏。ポーランドのアリーナとその学生たちへのプレゼント。明日から、少し推敲しよう。〆切があるわけではなく、勝手に書いて送る自主的なものなので、慌てずに落ち着いて書けるのが嬉しい。