都城で、ジャワ舞踊家の佐久間新さんとのプロジェクト。本日は、児童発達支援のカラーズでの１時間。一言で言えば、いろいろな楽器を触ってもらったり、体を動かしたりの１時間。鍵盤で、ずっと一緒に弾いていた子ども。一人は、ようやく歩けるようになったところで、5分以上立っているのを見たことがないらしいのだが、15分くらい立ちぱなしで楽器を演奏していた。別の子は、毎回来ると泣いていたり、少しでも嫌なことがあると泣くらしいので、今日もこの場にいられるだろうか、と心配だったらしいのだが、ずっと演奏したりしていた。すぐに飽きてしまうし、一箇所にずっと居ることができない子どもが、ずっと佐久間さんとダンスに集中していた、などと、支援者から見ると驚きの光景が多々あったらしい。こちらは、何も知らずに、ただただ相手の反応を見ながら／聞きながらの即興。鍵盤を弾くタッチをできるだけ正確に真似てみて、そこから即興を展開させてみたり。どうして、こんな弾き方するんだろう、と和音やリズムを模倣してみたり。いろいろ、子どもたちはデタラメにやっているようでいて、こちらがその気になれば学ぶところは多い。演奏を急にやめて、拍手したら、周りがみんな拍手してくれた。これに味をしめて、演奏しては拍手、演奏しては拍手、というシーンも生まれた。面白い。
午後は、ホールの徳永さんと打ち合わせ。夕方は、カラーズの支援員の方々との振り返り。
ちょっと休憩時間に、日本センチュリー交響楽団の音楽ワークショップハンドブックのための原稿執筆。
佐久間さんと砂連尾さんと半年前に行った「問題行動ショー」の動画が公開になった。ダイジェスト版がこちら。
そして、フルバージョンは、こちら。こちらは、お時間のある時に、ゆっくりご覧ください。
