野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

作曲したり、打ち合わせしたり、

2月9日に、「世界のしょうない音楽祭」で世界初演するための新曲の作曲に着手しております。1月24日の「世界のしょうない音楽ワークショップ」でリハーサルしたいので、23日までに書き上げたいのです。ここ数年、「世界のしょうない音楽祭」では、地歌の「越後獅子」を題材にした作品、「日本センチュリー交響楽団のテーマ」という曲を下敷きにした作品を発表してきましたが、今回は全く違った曲を書こうと思っており、今年度の3回のワークショップに着想を得て作曲をしております。

作曲をしていると、香港のi-dArtから打ち合わせがしたいと連絡があり、来年4月の香港での国際会議のことなどを、打ち合わせる。

その後、日仏ジャグリング共同作品の稽古場に、大正琴や鍵ハモや瓦楽器や中国打楽器などを持って行く。渡辺尚くん、桜子さん、ギヨームと打ち合わせしているうちに、フランスにいる音楽家のシルバンとも打ち合わせ。3月にはパリでシルバンとコラボレーションして、9月末から横浜でコラボして、10月5、6日がKAATで本番になる予定です。

その後、実際に創作中のシーンを見せてもらい、その場で音楽をつけてセッションしてみました。いろいろ面白くできそうです。

帰ってから、少し作曲を続け、その後、十和田市現代美術館の里村さんと、3月に十和田でやる「アートな旅」の打ち合わせ。

というわけで、今日はずっと京都市内にいたのに、香港と打ち合わせ、パリと打ち合わせ、十和田と打ち合わせと、いろんな場所の人と打ち合わせをしました。