野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

Archway Sound Symposium

イギリスのロンドンで、7月に野村のしょうぎ作曲の楽譜「1999 Calendar」(共同作曲者=片岡祐介林加奈山辺義大)が展示される。展覧会やパフォーマンスの詳細がウェブサイトで告知されていた。ぼくの名前も確かに書かれている。行けないのが残念だけれども、ロンドン在住の人は是非。

Archway Sound Symposium - Exhibition at Five Years in London

 

我が家のトイレ文庫になっているSonic Wonderlandに出てきた石の楽器の話のつづき。19世紀のイギリスでJoseph Richardsonという13年かけて巨大な石の木琴みたいな楽器をつくったそうで、湖水地方にあるKeswick Museum and Art Galleryに展示してあって、お客さんは演奏できるらしい。湖水地方まで行ったことあるのに、この博物館まで足を伸ばさなかったことを後悔。いつか行きたい。

 

Musical Stones of Skiddaw || Keswick Museum - YouTube

 

ノムラとジャレオとサクマの「問題行動ショー」に向けて、今日も新曲のピアノ練習。この「問題行動ショー」は、東京在住のダンサー砂連尾理さん、大阪のダンサー佐久間新さん、京都の野村誠、大阪のオーケストラ日本センチュリー交響楽団の楽団員、奈良の障害者施設たんぽぽの家メンバー、香港の障害者施設のアートプロジェクトi-dArtのメンバー、の6つが一堂に会する惑星直列のようなイベントでもある。それぞれがバラバラに練習したり、創作したりしていて、全員一斉に集まってのリハーサルは、本番の直前。なので、共演者のことなどを想像しながら、今日も、自宅にてピアノを黙々と練習。昨日よりも上達してきて、本番へ視界がひらけてきた。